オットセイのエキス

 ED(勃起不全)が現在のように治療方法や治療薬が確立する前は、老化現象として考えられていました。そのためこれを克服しようと、様々な精力剤が販売され、現在もよく見受けられます。

 瀬領億剤の成分は今も昔も変わらないものが多く、繁殖力の強い動物から抽出したものや、乾燥し粉末にしたものなどが目立ちます。

 歴史の古いものでは17世紀の戦国時代に、徳川家康など戦国武将に愛された「オットセイのエキス」があります。この勃起不全の妙薬として使われたオットセイは、日本近海でも生息していました。

 オットセイは繁殖力の強い動物で、オス1頭にメス100頭ほどと繁殖し、およそ1か月間食をせずに後尾をします。このオットセイのペニスを乾燥して煎じたのが勃起不全の妙薬です。

 このオットセイの乾燥したものの成分には、「カロペプタイド」を含み、この成分は精力剤の成分として現在も使われています。この他には「アルギニン」といわれるアミノ酸があります。

 勃起不全効果があるとされる「カロペプタイド」や「アルギニン」は、オットセイキスとして商品で販売されています。これに含まれるアミノ酸などは、精力剤としてだけでなく、健康増進、美容効果なども期待される成分です。

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