見過ごせない、自立神経失調症のリスク

更年期障害をおさらい

顔にほてりが出る、動悸や言いようのない倦怠感に襲われる。あるいは大量の汗をかいたり、吐き気がしたり、・・・そんな症状が気になり始めたら「更年期障害」を疑ってみた方が良いかもしれません。イライラや鬱状態、不眠、月経異常も症状として現れる代表的なものです。
更年期障害は女性の場合、月経と関係が深く閉経を迎える前後に襲ってくるといいます。年齢にして45歳前後とされ、個人差があるためにほとんど気にならないという人もいますが、そうでない人にとっては大変辛い時期となります。
この更年期への対処の方法ですが、ある調査によると外に出るなど気分をリフレッシュさせているという人も多く見られるものの、「仕方がないと諦めている」という意見も同程度聞かれます。

大きな関係のある自立神経失調症

重要な事として更年期障害は「自立神経失調症」とも非常に関係の深いものとされています。自律神経失調症は良く耳にする言葉ですが、本格的な鬱病の前段階とも言えるのでそのままにしておくと大変危険なのです。
更年期にはこの自立神経失調症が大変起きやすい状態になっています。何故ならこれを引き起こすものこそ、女性ホルモンの減少によるからです。これに精神神経症状などが加わっていき、この時期を一層辛く危険なものへとしていきます。

そのまま、放っておかないように

更年期障害とそれによって起こる自立神経失調症の恐怖の一端を、垣間見て頂く事はできたでしょうか。
こういった症状が表れてきたら、すぐに病院での検査をオススメします。「仕方がないと諦めている」だけでは、軽度な方の場合を除きとても乗り切れないのがこの時期なのです。
病院では検査のうえ個々人に応じた処置や薬物療法が成されます。またメンタル面でのケアも施されるかもしれません。
加えて自身の生活を見直したり、休息や軽い運動を行うなどリフレッシュできる環境に身を置く事も大切です。

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